前回からの続きです。
しばらくオイル交換をサボっていたこともあり、エンジン内部は相当、汚れていると思うので
オイル交換&エレメント交換に加えて、フラッシングを試してみた!
目次
エンジンオイルフラッシングとは
エンジンオイルの代わりに専用の『フラッシングオイル』を入れて、エンジン内部を洗浄することです。
古いエンジンオイルを抜いた後、専用のフラッシングオイルを入れて、しばらくアイドリングします。30分くらいアイドリングして、フラッシングオイルを抜くと、汚れを吸着したオイルが排出されます。
フラッシングオイルと、普通のオイルの違いは?
そもそもエンジンオイルの役割はご存知ですか?
エンジンオイルには5つの役割があります。
【潤滑】エンジン内部の可動金属部に油膜を作り、金属摩耗を低減させます。
【密封】シリンダーとピストンの間に入り、点火時の気密性を高めます。
【冷却】高温からエンジンを守ります。
【緩衝】振動や騒音を低減します。
【防錆】シリンダー、ピストンなどエンジンの重要可動部分をサビから守ります。
【洗浄】ガソリンの燃えカス、金属スラッジを洗い流します。
詳しくはコチラのサイトを参考にしてください。
そして、洗浄効果に特化させたオイルがフラッシングオイルです。
通常のオイルに比べフラッシングオイルは低粘度(サラサラ)に調整されており、洗浄成分も配合されています。
このれが、通常のエンジンオイルで洗浄しきれない汚れを排出させるんです。
フラッシングの効果は?
そんなフラッシングオイルですが、ネット上で「効果があった!」「デメリットしかない」など意見が割れておりますが、実際はどうなんでしょうか?
【メリット】
・オイル交換では“交換しきれない”オイルまで抜きとれる
・オイルパン、シリンダーの清浄効果
・汚れが落ちて、エンジンがスムーズに回る
・エンジン音が静かになる
・エンジンが長持ちする(諸説あり)
【デメリット】
・手間がかかり、時間もかかり、費用もかかる
・オイル交換の頻度が多い車には効果が薄い(3,000Kmごとに交換しているなど)
・古すぎる車には逆効果の場合もある
私は4回のオイル交換ごとにやってます。
だって、効果があるからw
実際に交換してみた。
こちらがフラッシングオイルさんです。↓ 3Lで1,400円くらい。
オイルジョッキに移すとこんな感じ↓
エンジンオイルに比べて色が薄く、サラサラしています↓
とりあえず車から、旧油を抜きとります。
さすが7,000Km無交換だと汚いです↓
フラッシングオイルを、オイル注入口から規定量まで入れアイドリングします。
通常アイドリングは20分くらいみたいですが、40分くらいしました(爆)
そして、ドレンから排出↓
これ、さっきの画像じゃないですよ!洗浄後のフラッシングオイルですよ!
やべぇ。。。。。
信じられないくらい汚いwwww
新旧比較しまーす↓
まぁ、明らかに汚れが落ちてますよね。。。
洗浄後はオイルエレメントを交換して、新油を入れて完成です。
新油はもちろんカインズホームで購入!(とにかく安いです)
↑5W-30の全合成で2千円ですw
エルグランドのオイルエレメントは、アンダーカバーのサービスホール内にあります。(サービスホールはビス2本で止まっています)
画像はアンダーカバーを外しています↓
↓廃油は可燃ごみでOK!
少しアイドリングして、エンジン停止後10分くらいしてから、オイルレベルゲージで油量の確認!
試運転してみると・・・・
・エンジンが静かになった。
・エンジンブレーキもショックが超低減!
・運転手の気分が良くなった!(爆)
まとめ
オイル交換をしばらくサボってた車、年式の古い車にフラッシングは効果的と思います。
吹けあがりも良くなりますし、燃費向上も(若干)期待できるかもしれません。
ただし、車種やエンジンの状態によっては、オイル漏れ・エンジン不調の鯨飲となる場合があります。
あくまで、自己責任でおねがいしますね!